GTR training の使い方 — ama 推奨手で GTR を体に染み込ませる
自作練習アプリ GTR training の動作説明。推奨手の見方、編集モード、対 AI スコア勝負、データの保存場所まで、画面に沿って手順をまとめる。
この記事は、自作練習アプリ GTR training の動作説明だ。 アプリの位置付けや搭載機能の概要は 紹介記事 の方にまとめてあるので、ここでは 「実際に画面を見ながらどう使うか」 に絞って手順を書く。
1. 起動する
遊び方は 2 通り。どちらを選んでも内部のロジック(ama 推奨手の計算など)は同じ。
- ブラウザ版 — https://puyo.tochukaso.blog/ を開くだけ。インストール不要。PC / スマホ両対応。
- Android アプリ版 — ダウンロードページ から APK を入手してインストール。手順は 紹介記事 末尾に詳しく書いた。
2. メイン画面と推奨手の見方
アプリを開くと、6 列 × 13 段のいつものぷよぷよ盤面が表示される。 画面左上にはネクストツモ(次に降ってくる組ぷよ 2 個と、その次の組ぷよ)が、 盤面上には ama が「ここに置け」と推奨してくる手が赤枠ハイライトで重ねて表示される。

まず最初は、ama の推奨手にひたすら従って置いてみる のがおすすめ。GTR の基本形(L 字キー → 本線 → 折り返し → 連鎖尾)を、 実例として手で再現することになる。 本やサイトの解説図は静的な完成形ばかりだが、 ここでは ツモごとの「どこに置くか」の判断 をリアルタイムで見られるのが大きい。
慣れてきたら、推奨手を見てから自分でも考える という二段構えに切り替える。 「自分なら ◯列に置きたかったけど、ama は ✕列に置いた。なぜ?」を 1 ツモごとに 確かめていくと、置き判断の解像度が一気に上がる。
3. 自分の手の AI 一致率を確認する
プレイ後、自分の置き方が ama の推奨手とどれだけ一致していたか の一致率が表示される。 全一致を狙う必要はまったくないが、 練習を続けると数字が伸びていくので、「今週の自分の地力」を測る指標として使える。
わたしは毎日 1 セットだけ「一致率を上げる」ことを目標にプレイしている。 点数が出るというだけで、集中の質が変わる。
4. 編集モード — 気になった盤面を ama に聞く
盤面を手で組んで、ama にこう聞ける —「この状況で、自分はどう置くのが最善だった?」。
- 盤面上のセルをタップして色を置く / 消す
- ネクストツモを設定する
- 「推奨手を計算」を押すと ama が次の最善手を出す
実戦で「あれは何が正解だったんだ?」と引っかかった盤面を、 家に帰って再現して ama に聞く、という使い方ができる。 対戦の振り返りツールとして、これが地味にいちばん便利。
5. 対 AI スコア勝負
ama 相手にどこまで戦えるかを試せるモード。 ama 本気の強さに勝てる人類はほぼいないが、「自分が崩れるまで何手保てるか」 を指標にすると、地力の伸びが定量的に見える。 わたしは「今月のベスト保ち手数」をメモして、月末に振り返る運用にしている。
6. データはどこに保存される?
プレイデータ・設定はすべて端末内に保存される。 通信は不要で、外部サーバには一切送信していない。
- ブラウザ版 — ブラウザの localStorage に保存される。 ブラウザのデータを削除するとリセットされる。
- Android アプリ版 — アプリ内のストレージに保存。 アプリを削除するとリセットされる。
広告 SDK・トラッキング SDK は一切組み込んでいない。 詳しくは ダウンロードページ の「プライバシーと安全性について」も参照してほしい。
7. 困ったとき
- 推奨手が出ない / 計算が遅い — ama は探索ベースの AI なので、 盤面が複雑だと計算に少し時間がかかる場合がある。 数秒待っても出ない場合はリロード(ブラウザ版)・再起動(Android 版)を試す。
- 表示が崩れる(Android 版) — システムの WebView が古い可能性。 Android の「Android System WebView」を Play ストアで更新する。
- ブラウザ版とアプリ版の違い — ロジックは同じだが、 オフラインで使いたい・通学/通勤中にじっくり練習したいなら Android 版、 PC で大きい画面で見たいならブラウザ版が合う。
使い方の心得
このアプリは「ama の正解を毎日 1 ツモでも多く目で覚える」 ための道具だ。一気に全機能を使いこなそうとしなくていい。 最初の 1 週間はメイン画面で推奨手を眺めるだけでよく、 余裕が出てきたら一致率を測り、 さらに余裕が出てきたら編集モードで気になった盤面を解析する、 くらいのペースで十分上達していく。
アプリのコンセプトと開発の経緯は 「ぷよぷよ練習アプリを自作することにした」、 ama そのものへの感謝は 「ぷよ AI『ama』への敬意と感謝」 にまとめた。あわせて読んでもらえるとうれしい。